山崎屋について

―山崎屋、堀貴己からのご挨拶―

山崎屋は、大阪府南部に隣接する和歌山県紀北地方、「名手」にて、戦後より和菓子の製造販売の商を営んでいます。この土地は、三重県、奈良県、和歌山県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」と、大阪府や奈良県と和歌山県をへだてる和泉山脈の間を流れる紀ノ川沿いの平坦な土地にあります。

和菓子は、平安のころより、茶道の発展とともに四季の移ろいを表現する文化としてその地位を確立し、人々の喜怒哀楽や花鳥風月へ寄り添いながら、愛され続けてきました。

私たちは、この名手の地で、「餅屋さん」として、おまんじゅうやお団子に代表される日常の和菓子をご提供させていただけることへの感謝と、その営みに関わることに誇りを持ち、これからも、みなさまに愛される商品をおどけいたします。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。